元スレ
1 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/08/20(日) 20:58:42.60 ID:OBu6/Rll.net
海外旅行で起こりやすい病気や感染症について語るスレです。
【海外旅行で起こりやすい主な病気(感染症中心)】
飛沫感染・空気感染 → 風疹、麻疹、結核、ジフテリアなど
食中毒・経口感染 → ノロウイルス、ロタウイルス、A型肝炎、E型肝炎、ポリオ、腸管出血性大腸菌O157、細菌性赤痢、コレラ、腸チフス、カンピロバクター、消化管寄生虫など
蚊やマダニなどからの感染 → デング熱、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱病、ジカ熱、チクングニア熱、クリミア・コンゴ出血熱、SFTS、マラリアなど
動物からの感染 → 狂犬病、MERS、ハンタウイルス、鳥インフルエンザ、エボラ出血熱、マールブルグ病、ラッサ熱、南米出血熱、ペスト、炭疽など
傷口からの感染 → C型肝炎、破傷風、レプトスピラ症、住血吸虫症など
性感染症 → B型肝炎、エイズ、アメーバ赤痢など
感染症以外 → 旅行者下痢症、時差ボケ、エコノミークラス症候群、高山病、航空性中耳炎、不慮の事故、その他
【関連リンク】
http://www.forth.go.jp/
FORTH 厚生労働省検疫所
2 :異邦人さん:2017/08/20(日) 21:25:23.65 ID:OBu6/Rll
海外で注意したい主な感染症
ノロウイルス胃腸炎
感染経路:食べ物(特に貝類が多い)、水、患者の嘔吐物・排泄物から経口感染または空気感染
流行地域:すべての地域
症状:腹痛、嘔吐、下痢
治療方法:水分補給
予防方法:生水を飲まない、十分に加熱されたものを食べる、手洗い、二次感染の防止
※重症化は稀だが、感染力が非常に強いので注意。
A型肝炎、E型肝炎
感染経路:食べ物(A型肝炎は魚介類が、E型肝炎は生肉が多い)、水
流行地域:すべての地域。特に衛生状態の悪い発展途上国。
症状:発熱、倦怠感、黄疸、食欲不振、嘔吐。高齢者と妊婦は重症化しやすく、稀に劇症肝炎になることも。
治療方法:対症療法
予防方法:生水を飲まない、十分に加熱されたものを食べる、生肉を食べない。A型肝炎はワクチンも有効。
細菌性赤痢
感染経路:食べ物、水
流行地域:すべての地域。特に衛生状態の悪い発展途上国。
症状:発熱、激しい腹痛、激しい下痢(ときに血便)。乳幼児や小児は重症化しやすく、合併症として腎不全になることも。
治療方法:水分補給、抗生物質
予防方法:生水を飲まない、十分に加熱されたものを食べる、手洗い
※赤痢菌が出す毒素は腸管出血性大腸菌O157が出すベロ毒素と同じ。
コレラ
感染経路:食べ物(特に魚介類が多い)、水
流行地域:東南アジア、インド、中東、アフリカ、中南米
症状:激しい下痢(真っ白い水様便が出ることもある)、嘔吐、脱水症状
治療方法:水分補給
予防方法:生水を飲まない、十分に加熱されたものを食べる、手洗い
腸チフス
感染経路:食べ物(特に魚介類が多い)、水
流行地域:東南アジア、インド、中東、アフリカ、中南米
症状:持続する高熱、頭痛、倦怠感、発疹。高熱の割には脈が遅い。下痢はあまりみられない。進行すると腸に穴が開くことも。
治療方法:抗生物質
予防方法:生水を飲まない、十分に加熱されたものを食べる、手洗い
3 :異邦人さん:2017/08/20(日) 21:47:44.34 ID:OBu6/Rll
海外で注意したい主な感染症
麻疹(はしか)
感染経路:空気感染
流行地域:すべての地域。特に発展途上国。
症状:高熱、発疹、咳、鼻水、結膜炎、下痢。合併症として肺炎や脳炎を起こすことも。
治療方法:対症療法
予防方法:ワクチン
ポリオ
感染経路:患者の排泄物から経口感染
流行地域:中東、アフリカ
症状:発熱、頭痛、のどの痛み、嘔吐、下痢。稀に手足の麻痺、呼吸困難。
治療方法:対症療法
予防方法:ワクチン
ジフテリア
感染経路:患者の咳・くしゃみ・唾液からの飛沫感染
流行地域:東南アジア、インド、中東、ロシア、東欧、アフリカ、中南米
症状:高熱、のどの痛み、のどに白い偽膜ができる。進行すると呼吸困難、麻痺、心不全。
治療方法:血清、抗生物質
予防方法:ワクチン
レジオネラ肺炎
感染経路:冷房の室外機、不衛生なシャワー、ジャグジー、入浴施設などの水滴を吸い込むことで感染
流行地域:すべての地域
症状:発熱、頭痛、筋肉痛、咳、嘔吐、下痢。高齢者、免疫不全者、癌患者、糖尿病患者は重症化しやすい。
治療方法:抗生物質
予防方法:不衛生な入浴施設の利用を避ける
コクシジオイデス症
感染経路:土埃を吸い込むことで感染
流行地域:アメリカ合衆国および中南米の乾燥地帯
症状:発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、発疹、咳。進行すると肺炎、多臓器不全、脳症。免疫不全者は重症化しやすい。
治療方法:抗真菌剤
予防方法:土埃を吸わないようにする
4 :異邦人さん:2017/08/20(日) 22:18:05.88 ID:OBu6/Rll
海外で注意したい主な感染症
デング熱
感染経路:蚊に刺されることで感染
流行地域:香港、台湾、東南アジア、インド、中東、アフリカ、中南米の熱帯・亜熱帯地域
症状:高熱、激しい頭痛、筋肉痛、関節痛、発疹、嘔吐、下痢。1回目は軽症だが、2回目以降に発症すると重症化してデング出血熱になることも。
治療方法:対症療法
予防方法:蚊に刺されないようにする。肌の露出を避ける。虫よけスプレーを活用する。
ウエストナイル熱
感染経路:蚊に刺されることで感染
流行地域:中央アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ合衆国
症状:高熱、激しい頭痛、筋肉痛、発疹。高齢者は重症化しやすく、脳炎を起こすことも。
治療方法:対症療法
予防方法:蚊に刺されないようにする
黄熱病
感染経路:蚊に刺されることで感染
流行地域:アフリカ、中南米
症状:高熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、鼻血、歯肉炎、嘔吐、下痢。悪化すると肝不全、黄疸、吐血、血便、腎不全。
治療方法:対症療法のみ。発症すると高確率で死亡する。
予防方法:ワクチン接種。国によってはワクチンを接種していないと入国できないことも。
マラリア
感染経路:蚊に刺されることで感染
流行地域:東南アジア、インド、中東、アフリカ、中南米の熱帯・亜熱帯地域
症状:持続する高熱、悪寒、震え、頭痛、筋肉痛、嘔吐、下痢。進行すると脳症、腎不全、呼吸困難、出血傾向、重症貧血などの合併症を起こす。
治療方法:抗マラリア薬
予防方法:蚊に刺されないようにする。肌の露出を避ける。虫よけスプレーを活用する。場合によっては予防薬を内服する。
5 :異邦人さん:2017/08/20(日) 22:43:03.00 ID:OBu6/Rll
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
感染経路:マダニに咬まれることで感染
流行地域:日本、韓国、中国
症状:高熱、倦怠感、食欲不振、腹痛、嘔吐、下痢。悪化すると吐血、血便も起こる。高齢者は重症化しやすい。
治療方法:対症療法
予防方法:マダニに咬まれないようにする。肌の露出を避ける。万が一マダニに咬まれたら自分で取らずに、病院で抜いてもらう。
狂犬病
感染経路:犬、キツネ、狼、コウモリなどの哺乳類に咬まれたり、唾液に触れることで感染
流行地域:日本・イギリス・北欧・グアム・ハワイ・オーストラリア・ニュージーランド以外のすべての地域
症状:発熱、頭痛、倦怠感、嘔吐、水や風が怖くなる、幻覚、過剰な唾液・涙・汗、全身麻痺、呼吸不全
※治療方法はなく、発症するとほぼ100%死亡する。
予防方法:むやみに動物に近寄らない。万が一動物に咬まれたら、すぐにワクチン接種を受ける。
MERS
感染経路:患者の咳・くしゃみ・唾液から飛沫感染。ラクダからの感染。
流行地域:中東
症状:高熱、激しい咳、息切れ、下痢。重症の場合は呼吸困難、腎不全。
治療方法:対症療法
予防方法:患者の隔離。手洗い、うがい。流行地域でのラクダとの接触を避ける。
破傷風
感染経路:怪我をした際に傷口から感染。特に、深い傷や泥で汚れた傷は危険。
流行地域:すべての地域
症状:口を開けにくい、首筋が張る、体の痛み。進行すると体のしびれや痛みが体全体に広がり、全身を弓なりに反らせる姿勢や呼吸困難が現れる。
治療方法:血清、抗生物質、傷口の洗浄・消毒。早急に治療しなければ、高確率で死亡する。
予防方法:ワクチン接種
B型肝炎
感染経路:患者との性行為、不衛生な医療機関での医療行為(輸血など)、母子感染
流行地域:すべての地域
症状:発熱、倦怠感、食欲不振、黄疸、嘔吐、下痢。稀に劇症肝炎になることも。また、一部の人は慢性肝炎に移行し、肝硬変や肝臓ガンに進行することも。
治療方法:対症療法、抗ウイルス剤
予防方法:不特定多数との性行為を避ける。コンドームを使用する。不衛生な病院の利用を避ける。ワクチン接種。
6 :異邦人さん:2017/08/20(日) 23:08:25.09 ID:OBu6/Rll
HIV感染症(エイズ)
感染経路:感染者との性行為、不衛生な医療機関での医療行為(輸血など)、母子感染
流行地域:すべての地域
症状:感染初期は風邪のような症状。長い年月を経過した後、免疫力が低下し、日和見感染症(結核、アメーバ赤痢、クリプトコッカスなど)や癌を起こす。
治療方法:薬によってウイルスの増殖と免疫力の低下を抑える。
予防方法:不特定多数との性行為を避ける。コンドームを使用する。
エボラ出血熱
感染経路:サルやコウモリなどの動物や患者の血液に触れることで感染する
流行地域:アフリカ
症状:高熱、頭痛、筋肉痛、結膜炎、鼻血、歯肉炎、腹痛、激しい下痢、嘔吐。進行すると脱水症状、吐血、血便、多臓器不全。
治療方法:対症療法のみ。発症すると高確率で死亡する。
予防方法:流行地域に極力行かない。動物や患者に近づかない。
7 :異邦人さん:2017/08/21(月) 03:41:30.40 ID:GJobx8ri
アメーバ赤痢ならインドネシアで。
薬飲んだらすぐ良くなったが、タブレットのサイズがでかすぎて。
8 :異邦人さん:2017/08/21(月) 05:53:17.92 ID:lZ2xf0Or
おっ良いスレ
ワクチンを打てる病院について情報交換したい
狂犬病はどこでも無いって言われて困ってる
9 :異邦人さん:2017/08/21(月) 07:13:07.14 ID:O9Ws2dv8
10 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/08/21(月) 13:48:36.99 ID:eUALErUz
11 :異邦人さん:2017/08/21(月) 13:50:08.31 ID:eUALErUz
12 :異邦人さん:2017/08/21(月) 13:51:17.20 ID:eUALErUz
>>7 アメーバ赤痢とは、大変でしたね
酷いと血便も出るし、腹痛は激しいし
13 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/08/21(月) 14:47:17.55 ID:cJSt2NU0
14 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/08/21(月) 18:17:24.83 ID:RHYd80zN
15 :異邦人さん:2017/08/21(月) 18:48:12.41 ID:RHYd80zN
海外で注意すべき主な感染症(続き)
腸管出血性大腸菌O157感染症
感染経路:食べ物(主に牛肉)、水、患者の排泄物から経口感染
流行地域:すべての地域。特にアメリカ合衆国、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドといった牛肉や乳製品の消費が盛んな国。
症状:激しい腹痛、水のような下痢。重症になると血便、発熱、腎不全。特に子供と高齢者は注意。
治療方法:水分補給。腎不全を起こした場合は透析、輸血。
予防方法:加熱調理されたものを食べる、生肉を食べない、手洗い
※O157が産生するベロ毒素は、赤痢菌が出す毒素と同じ。
アメーバ赤痢
感染経路:食べ物、水、患者の排泄物から経口感染。他、肛門を使った性行為でも感染。
流行地域:すべての地域。日本国内でも普通に発生しているので、もはや輸入感染症ではない。
症状:激しい腹痛、下痢(粘血便)。進行すると肝膿瘍になることも。
治療方法:原虫を殺す薬を内服する。肝膿瘍を起こした場合は外科手術も検討。
予防方法:加熱調理されたものを食べる、生水を飲まない。性行為の際は肛門を舐めないようにする。
鳥インフルエンザ
感染経路:感染した家禽類(ニワトリなど)およびその排泄物
流行地域:中国、香港、東南アジア、中東、アフリカ
症状:高熱、筋肉痛、咳といった通常のインフルエンザの症状に加え、腹痛、下痢、出血傾向(鼻血、歯肉炎、紫斑)、多臓器不全などを起こす。
治療方法:タミフル。ただし、早急に治療しなければ高確率で死亡する。
予防方法:死んだ鳥に近づかない。流行地域では市場や養鶏場に行くのを控える。手洗い、うがい。
C型肝炎
感染経路:不衛生な病院などでの医療行為(輸血など)。他、ピアスや入れ墨によっても感染。
流行地域:すべての地域
症状:感染初期は無症状の場合がほとんど(症状がある場合は発熱、倦怠感など)。長い年月をかけて進行すると慢性肝炎、肝硬変、肝臓癌。
治療方法:抗ウイルス剤、インターフェロン
予防方法:信頼できる医療機関を探しておく。不衛生な場所でのピアスや入れ墨を避ける。
16 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/08/21(月) 19:32:47.62 ID:RHYd80zN
ジカ熱(ジカウイルス感染症)
感染経路:蚊に刺されることで感染
流行地域:東南アジア、インド、アフリカ、中南米
症状:発熱、発疹、頭痛、筋肉痛、倦怠感、結膜炎。症状自体は軽症だが、妊婦が感染すると胎児に障害が残る危険性も。
治療方法:対症療法
予防方法:蚊に刺されないようにする
ハンタウイルス感染症(腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群)
感染経路:ネズミおよびその排泄物
流行地域:腎症候性出血熱は中国、北欧、ロシア、東欧など。肺症候群はアメリカ合衆国および中南米。
症状:腎症候性出血熱では高熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐、下痢、乏尿、腎不全、出血傾向。肺症候群では高熱、激しい咳、筋肉痛、嘔吐、下痢、呼吸困難。
治療方法:対症療法
予防方法:ネズミの駆除。ネズミの糞尿に汚染された場所の消毒。
レプトスピラ症(ワイル病)
感染経路:動物の糞尿に汚染された土壌や水が傷口に触れることで感染。主に水関連のレクリエーション(急流のラフティング、カヤック、湖沼での水泳など)での感染が多い。
流行地域:すべての地域。特に熱帯・亜熱帯地域。日本国内でも沖縄県や南西諸島では発生がみられる。
症状:高熱、頭痛、筋肉痛、発疹、腹痛、嘔吐、下痢。重症化すると黄疸、肝障害、出血傾向(鼻血、歯肉炎、紫斑、血尿、血便など)、乏尿、腎不全。
治療方法:抗生物質
予防方法:水関連のレクリエーションの際の事故・怪我を避ける。長靴や手袋などを着用する。皮膚に傷がある人は水の中に入らない。
クリミア・コンゴ出血熱
感染経路:マダニに咬まれることで感染。他、牛・ヒツジ・山羊などの家畜や患者の血液に触れることでも感染。
流行地域:中東、ロシア・旧ソ連、アフリカ
症状:高熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、発疹、嘔吐、下痢。進行すると出血傾向(鼻血、歯肉炎、紫斑、吐血、血便など)、多臓器不全。
治療方法:対症療法のみ。発症すると高確率で死亡する。
予防方法:マダニに咬まれないようにする。肌の露出を避ける。流行地域ではむやみに動物に近づかない。
17 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/08/23(水) 18:36:10.11 ID:HRAIIsjf
18 :異邦人さん:2017/08/23(水) 18:37:05.40 ID:HRAIIsjf
19 :異邦人さん:2017/08/26(土) 14:38:36.86 ID:Ad72lqIz
タビロック夫婦に黙祷
20 :異邦人さん:2017/08/26(土) 20:24:07.80 ID:usFyeqLu
外国で罹った病気は日本より現地病院の方が治療レベルが高いのかな?
21 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/08/27(日) 12:37:18.29 ID:K284wObx
22 :異邦人さん:2017/08/27(日) 12:39:33.45 ID:K284wObx
>>20 そうだね。
デング熱、マラリア、腸チフスなどは日本の医者はほとんど診察経験がないから、(高熱などの症状だけで)インフルエンザなどと誤診される可能性も高い。
現地の医者のほうが経験豊富だから、誤診は少ない。
23 :異邦人さん:2017/08/27(日) 12:40:06.27 ID:K284wObx
24 :異邦人さん:2017/08/27(日) 13:18:20.35 ID:K284wObx
重症度、致死率、治療法の有無、感染力、法律(感染症法、学校感染症、バイオセーフティレベル)を総合して、感染症の危険度を格付けしてみた。
【危険度:★★★★★】
接触感染:エボラ出血熱、マールブルグ病
飛沫感染・空気感染:天然痘(痘瘡)、MERS(中東呼吸器症候群)
節足動物(蚊・ダニなど)媒介:黄熱病、クリミア・コンゴ出血熱
動物媒介:狂犬病、鳥インフルエンザ、ラッサ熱、南米出血熱、Bウイルス感染症、ペスト、炭疽
傷口から感染:破傷風
【危険度:★★★★】
食中毒・経口感染:A型肝炎、E型肝炎、腸管出血性大腸菌感染症(O157、O111など)、細菌性赤痢、コレラ、腸チフス、パラチフス、リステリア症、ボツリヌス症、アメーバ赤痢
接触感染:ポリオ(急性灰白髄炎)
飛沫感染・空気感染:SARS(重症急性呼吸器症候群)、髄膜炎菌感染症、結核、ジフテリア、レジオネラ肺炎、コクシジオイデス症
節足動物(蚊・ダニなど)媒介:デング熱、日本脳炎、ウエストナイル熱、リフトバレー熱、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)、発疹チフス、日本紅斑熱、ツツガムシ病、熱帯熱マラリア
動物媒介:ハンタウイルス感染症(腎症候性出血熱、肺症候群)、Q熱
傷口から感染:レプトスピラ症(ワイル病)
性行為感染症:B型肝炎、C型肝炎、HPV感染症(子宮頸がん)、エイズ(後天性免疫不全症候群)
【危険度:★★★】
食中毒・経口感染:ノロウイルス胃腸炎、ロタウイルス胃腸炎、サルモネラ腸炎、カンピロバクター腸炎、腸炎ビブリオ感染症、胃潰瘍(ピロリ菌)、クリプトスポリジウム症
飛沫感染・空気感染:インフルエンザ、麻疹、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、溶連菌感染症、百日咳
節足動物(蚊・ダニなど)媒介:ジカ熱、チクングニア熱
【危険度:★★】
食中毒・経口感染:ウェルシュ菌食中毒、セレウス菌食中毒、黄色ブドウ球菌食中毒
接触感染:手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、急性出血性結膜炎(アポロ病)、流行性角結膜炎(はやり目)
飛沫感染・空気感染:風疹、水痘/帯状疱疹(みずぼうそう)、RSウイルス感染症、リンゴ病(伝染性紅斑)、マイコプラズマ肺炎
【危険度:★】
一般的な風邪
25 :異邦人さん:2017/08/27(日) 14:06:05.97 ID:cBPMHZlo
一昨年、バンコクで風邪の症状もなく高熱
総合病院行ったら医師は即座にデング熱を疑い採血しての抗体検査
1時間以内で結果が出てデング熱感染
解熱剤と補液を処方された
それと大量の水を飲むように指示されたよ
血小板数値が下がってるので、毎日通院で採血しての血小板数値検査
10万以下に下がると危険だって言われてたけど
徐々に回復し一週間程度で20万以上に戻ってデング熱完治だった
発熱は2日で治まってた
ただ、補液を多く飲んだので手に多少浮腫みが出たわ
26 :異邦人さん:2017/08/27(日) 14:13:29.11 ID:K284wObx
>>25 大変でしたね
デング熱はほとんどの場合、点滴だけで治る軽症だけど、ごく稀に(特に2回目の感染が危険)デング出血熱になって命が危険になることもありますからね。
ワクチン開発されてほしいな。
27 :異邦人さん:2017/08/27(日) 15:02:30.34 ID:cBPMHZlo
昨日、知人タイ人に同行してバンコクオンヌットのシリントーン病院へ行ったけど
内科診察室付近にはジカウィルス Zika virus のポスターが複数貼ってあったけど
この感染症多いのかあ?
28 :異邦人さん:2017/08/27(日) 15:13:19.99 ID:K284wObx
>>27 ジカ熱は元々は中南米が流行の中心地だったけど、最近は東南アジアにまで拡大しつつあるよ
デング熱みたいに日本に入ってくるのも時間の問題だね
29 :異邦人さん:2017/08/27(日) 15:42:07.51 ID:cBPMHZlo
30 :異邦人さん:2017/08/27(日) 19:32:44.84 ID:F0n4/ix9
>>24 おたふくかぜって成人だと重症化するって聞く
鳥インフルエンザよりSARSやマラリアの方が重症じゃない?
33 :異邦人さん:2017/08/27(日) 22:19:06.32 ID:F0n4/ix9
おまけ関係無さ過ぎてワロタ
35 :異邦人さん:2017/08/28(月) 18:26:25.07 ID:JW8LJUay
炭疽
感染経路:炭疽で死んだ動物に接触することで感染。また、炭疽にかかった動物の肉を食べることでも感染。
流行地域:中東、東欧、ロシア・旧ソ連、アフリカ、中南米
症状:感染した部位によって異なる。皮膚炭疽では高熱と全身のかさぶた。肺炭疽では激しい咳、喀血、呼吸困難。腸炭疽では激しい腹痛、下痢、血便、吐血。
治療方法:抗生物質。ただし、早急に治療しなければ高確率で死亡する。
予防方法:流行地域では動物との接触を避ける。屠殺時に健康だったことが証明できない肉は食べない。
ペスト
感染経路:ネズミやリスなどの血を吸ったノミに咬まれることで感染。また、肺ペストは患者の咳によって容易に人から人に感染する。
流行地域:中国、東南アジア、インド、アフリカ、アメリカ合衆国、中南米
症状:高熱、悪寒、頭痛、リンパ節の腫れ・痛み。進行すると敗血症、全身の皮膚の内出血(紫斑)、手足の壊死、意識障害。肺ペストの場合は激しい咳、喀血、呼吸困難。
治療方法:抗生物質の内服。ただし、早急に治療しなければ高確率で死亡する。
予防方法:流行地域ではネズミに近づかない。肺ペストの流行地域には極力行かない(万が一、肺ペストの患者に接触した疑いがある場合は、予防のための抗生物質をもらう。)。
38 :異邦人さん:2017/08/28(月) 22:26:29.58 ID:5V29rOls
無駄に危機感を煽る必要はないとして、外務省の旅行安全情報以上の何か対策はいるんかね?
黄熱なんかは予防接種せいみたいに書いてあることが多いけど
39 :異邦人さん:2017/08/28(月) 23:06:57.58 ID:21J8bzy4
病気を気にする必要があるのは1ヶ月とか半年とかの長期旅行者だよね
黄熱病の予防接種のみは国によっては義務だけど
43 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/08/30(水) 18:19:50.29 ID:mXGVo/3t
海外で注意したい感染症(続き)
マールブルグ病(マールブルグ出血熱)
感染経路:コウモリおよびその排泄物に接触した際に感染。また、患者の血液からも感染する。
流行地域:アフリカ
症状:エボラに似ている。高熱、頭痛、筋肉痛、発疹、腹痛、激しい下痢、嘔吐、脱水症状、出血傾向(鼻血、紫斑、吐血、血便)、多臓器不全など。
治療方法:対症療法のみ。発症すると高確率で死亡する。
予防方法:流行地域に極力行かない。コウモリに近づかない。
※エボラに近縁なウイルスが引き起こす感染症。
ラッサ熱
感染経路:ネズミに触れることで感染。ネズミの排泄物を吸い込むことでも感染する。また、患者の血液からも感染する。
流行地域:西アフリカ
症状:高熱、頭痛、筋肉痛、咳、嘔吐、下痢など。進行すると難聴、消化管出血(鼻血、吐血、血便)、けいれんも起こる。
治療方法:抗ウイルス薬を早期に内服する。治療が遅れると高確率で死亡する。
予防方法:ネズミに咬まれないようにする。ネズミの糞尿に注意する。
南米出血熱
感染経路:ネズミに触れることで感染。ネズミの排泄物を吸い込むことでも感染する。また、患者の血液からも感染する。
流行地域:ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、ボリビア
症状:高熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、倦怠感、嘔吐、下痢など。進行すると出血傾向、呼吸困難、意識障害。
治療方法:対症療法のみ。発症すると高確率で死亡する。
予防方法:ネズミの駆除。ネズミがいるような不衛生な場所に近づかない。
※ラッサ熱を起こすウイルスと近縁のウイルスが引き起こす感染症。
44 :パトリック@八王子:2017/08/30(水) 18:22:30.00 ID:fOtYYzcP
そうだね
45 :異邦人さん:2017/08/30(水) 18:32:19.79 ID:mXGVo/3t
ロタウイルス胃腸炎
感染経路:患者の嘔吐物や排泄物から経口感染
流行地域:すべての地域
症状:発熱、水のような下痢、嘔吐。下痢は激しく、ときに真っ白い便が大量に出るため脱水症状に陥ることも。
※ノロウイルスよりも重症化しやすい。特に乳幼児は注意。
治療方法:水分補給
予防方法:手洗い、うがい、ワクチン接種。
サルモネラ感染症
感染経路:菌に汚染された食べ物を食べることで感染(特に生または加熱不十分な卵からの感染例が多い)。また、犬やネコなどの動物からも感染する。
流行地域:すべての地域
症状:高熱、腹痛、激しい下痢、嘔吐、倦怠感
治療方法:水分補給
予防方法:十分加熱されたものを食べる。海外では卵を生で食べない(卵を生で食べられる国は日本だけ)。動物に触った後は手を洗う。
カンピロバクター感染症
感染経路:食べ物から感染。特に鶏肉を生または加熱不十分なまま食べて感染する例が多い。
流行地域:すべての地域
症状:腹痛、下痢、嘔吐、発熱、頭痛
治療方法:水分補給、抗生物質
予防方法:十分加熱されたものを食べる。生肉を食べない。
リステリア症
感染経路:食肉加工品(生ハムなど)や乳製品(牛乳、チーズなど)などを殺菌していない状態で食べることで感染。
流行地域:アメリカ合衆国
症状:高熱、頭痛、筋肉痛、咳などのインフルエンザ様症状。下痢はあまりみられない。重症化すると髄膜炎や敗血症を起こすことも。
治療方法:抗生物質
予防方法:十分に加熱されたものを食べる
クリプトスポリジウム症
感染経路:原虫に汚染された食べ物や水から感染。また、性行為で肛門を舐めた場合も感染する可能性がある。
流行地域:すべての地域
主な症状:腹痛、水のような下痢、嘔吐、発熱。エイズ患者がクリプトスポリジウムに感染すると重症化しやすい。
治療方法:水分補給。駆虫薬の内服。
予防方法:加熱調理されたものを食べる、生水を飲まない。手洗い。性行為の際は肛門を舐めないようにする。
※塩素消毒が無効である。
49 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/09/01(金) 21:14:07.29 ID:C1L0bKWB
55 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/09/13(水) 21:53:17.80 ID:qH0MQaQS
58 :異邦人さん:2017/09/22(金) 22:17:07.83 ID:OPCj5mOf
59 :異邦人さん:2017/09/22(金) 22:18:22.04 ID:OPCj5mOf
ちなみに
>>1が持ってる資格の一覧ね。
国家資格:普通自動車運転免許、基本情報技術者
民間資格:J検SE認定、情報活用試験2級、ビジネス能力検定ジョブパス(B検)3級、英検3級
61 :異邦人さん:2017/09/23(土) 14:03:32.49 ID:B0J3xArO
まず1993年12月、鳥取市のリコーの僕関連の不祥事隠蔽事件が起こり地元の人は関わりを恐れ知らん振り。
1995年10月、ケニアで知り合った三重県津市安濃町のTさんに
鳥取リコー不祥事隠蔽事件を手紙にし、旅に出た
1996年2月5日、僕はタイ国境とラオス国境に架かる”友情橋”を渡るバスに乗り込んだ。
すると通路を隔てた隣の席の人が、不思議にも三重のTさんで、
鳥取リコー事件を調べたが
関わりを恐れ知らん振りをした雰囲気だった。
友情橋を渡るバスの中で”友情”が破綻する皮肉な”友情の物語”が展開した。
↓ ↓
http://m3s.dousetsu.com/friendship.html
2年後、1998年三重県の海外好きの辻出紀子さんが
雑誌『旅行人』に、住所を載せ、なんかの募集をしていた。
津市一志町(当時一志郡)の辻出紀子さんの住所の地図を見ると
僕の”友人”の津市安濃町(当時安芸郡)のTさんの自宅と直線距離で15キロ位だった。
辻出紀子さんも海外好きだから
安濃町のTさんと僕との海外での”友情の物語”
(http://m3s.dousetsu.com/friendship.html)を伝え
「鳥取リコー不祥事隠蔽事件の真相を安濃町のTさんから聞き出してもらえませんか?」と手紙を送った。
「辻出紀子」を検索すると
僕が手紙を送った1998年直後に行方不明になっていて重大事件じゃないか!
東京のリコー本社内部統制室が
鳥取リコー事件隠蔽のため辻出紀子暗殺説急浮上!
———————–
辻出紀子さんが行方不明になったのは1998年11月。
僕はその1年前、辻出紀子さんの一志町の自宅から15キロの距離の
安濃町のTさんの住所を東京のリコー本社と鳥取のリコーに連絡した。
三重の辻出紀子さん失踪1年前の1997年
なぜ三重のTさんの住所なんかをリコーに連絡をしたのか?は
当時リコーに送った僕の手紙を読めば理解できるだろう。
さらに辻出さんと僕は同じ大学の同じ学部卒。辻出紀子失踪事件の謎。リコー本社辻出紀子殺害!
(リコーの隠蔽事件は「鳥取市リコー」「リコースキャンダル」検索でTOP表示!) 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:77bfa3ad753b2994479210bef5c6504a)
62 :安倍晋三@基本情報技術者試験合格者:2017/10/11(水) 22:24:38.92 ID:WZ6yeq0Y
68 :異邦人さん:2017/10/21(土) 00:42:37.90 ID:NGZwGFy7
抗生物質ってそんなに簡単に使うもんじゃないぞ
毒なんかのせいだったら悪化するし
場合によってはかなり危険だからな
71 :異邦人さん:2017/11/08(水) 21:37:38.91 ID:xnyirlLs
81 :異邦人さん:2017/11/27(月) 22:16:32.27 ID:WVk0i31u
>>1 FORTH|お役立ち情報|ここに注意!海外渡航にあたって|食べ物・水にご注意を!
http://www.forth.go.jp/useful/attention/13.html
旅行先での病気の多くが、食べ物・水からうつります。
・手洗いをこまめにしましょう
食事の前、トイレに行った後、外から帰ってきたら、可能な限り石けんを使って、しっかりと手を洗いましょう。
・生水を飲まないようにしましょう
ボトル入りの水が最も安全です。水道水は沸騰させるようにします。飲料水消毒用薬剤を使用することもできます。
・氷を避けるようにしましょう
生水から氷が作られている可能性があります。
・完全に火の通った食べ物を食べてください
屋台などの食べ物には、保存の悪いものもあります。調理したての温かいものを食べてください。
・サラダや生の野菜は避けましょう
85 :異邦人さん:2017/11/27(月) 22:24:44.48 ID:WVk0i31u
>>84
【下痢になったら】
・水分補給
最も重要なのが水分補給です。重大な下痢をきたすコレラの場合でも、口から十分な水分や電解質(ナトリウムなど)がとれる限りは対処が可能と言われています。
飲み水として最もよいのは、「経口補水液(ORS)」と呼ばれているものです。
難しい名前ですが、ほとんどの国の売店や薬局で、液体として、あるいは水に溶かす薬として手に入れることができます。
これが手に入らない場合にも、食塩と砂糖があれば、次のような方法で代用することができます。
・吸収のよい水の作り方
水1リットル+食塩ティースプーン1杯+砂糖ティースプーン6杯
水1リットル+食塩ティースプーン1杯+砂糖ティースプーン6杯
下痢の間は、とにかく十分に水分を補給するようにしてください。
・抗生物質の使用
感染による下痢の8割から9割が細菌によるものとされています。細菌による下痢については抗生物質が有効なことがあります。
下痢になった場合に備えて抗生物質を携帯するかどうかについては、かかりつけ医あるいは渡航外来の医師とよく相談をしてください。
・下痢止め
一般の人が「下痢止め」と言う場合、腸の動きを抑える薬(薬品名 ロペラミドなど)をイメージしていることが多いようです。
このタイプの下痢止めは、バス移動などトイレに行くことが難しい場合に有効ですが、下痢を根本的に治す薬ではなく、病原体を体内に留めてしまう問題も持っています。
使用に際しては十分に注意してください。
※特に腸管出血性大腸菌O157や赤痢菌など、強力な毒素を産生する細菌が原因の下痢の場合は、かえって症状が悪化する危険性があります。
【次の症状がみられたら注意!】
激しい下痢、頻回の下痢、血液が混じっている下痢の場合、高い熱がみられる場合には、すみやかに医師と相談することをおすすめします。
また、帰国後に下痢が続く場合には、かかりつけ医にご相談ください。
91 :異邦人さん:2017/11/27(月) 22:38:04.10 ID:WVk0i31u
>>1 >>48 マラリアに注意しましょう!
【どういう病気?】
マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2013年12月に公表された統計によると、1年間に約2億700万人が感染し、推計62万7,000人が死亡しています。
日本でも100人近くが輸入感染で発症しています。
1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)あります。
その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。
【マラリアの流行地域】
アジア、オセアニア、アフリカおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域で流行しています。
マラリアのリスクのある国(2010年)
95 :異邦人さん:2017/11/27(月) 22:49:32.02 ID:WVk0i31u
>>1 FORTH|お役立ち情報|ここに注意!海外渡航にあたって|動物に近づくな!
http://www.forth.go.jp/useful/attention/15.html
動物好きの方なら、かわいいイヌやネコをみると、ついつい手を出してしまいますよね。
日本ではたとえペットに手を咬まれても、傷について十分な管理をすればよいのですが、海外ではそういう訳には行きません。思わぬ病気を動物が持っている可能性があります。
狂犬病は症状がでたら助からないという点で、最も心配しなければならない病気です。狂犬病のない国は一部の島国のみです。
日本人渡航者の多い、東南アジア、南アジアでは狂犬病で死亡する人が後を絶ちません。イヌ、サル、ネコに咬まれることは多く、十分に注意が必要です。
アメリカ大陸では、アライグマ、スカンク、キツネなども狂犬病をうつす可能性があります。コウモリは、接触しただけではっきりした咬み傷がない場合にも狂犬病をうつした例があります。
旅行中の原則として、決して動物に手をださないようにしてください。動物に咬まれた後でも、すぐにワクチン(計5〜6回)を打ち始めることで予防できます。
動物に咬まれたり、引っかかれた場合には、ただちに地元の医療機関にかかりワクチンを受けてください。
鳥インフルエンザはもともと鳥の病気ですが、直接病気になった鳥や死んだ鳥に触ったり、ごく近くに寄ることによって、人にうつることがあります。人にうつると非常に症状が重くなります。
鳥インフルエンザが発生している国では、病気や死んだ鳥に近寄らないこと、ニワトリを多数あつかっているマーケットなどに行かないことを心掛けてください。
この他にも動物からうつる病気はたくさんあります。動物を触っただけの場合も、手洗いをしっかりと行い、病気を確実に防ぎましょう。
100 :異邦人さん:2017/11/28(火) 18:06:58.79 ID:2335HQSV
>>99
黄熱予防接種の推奨地域
【黄熱にかからないようにするために!】
黄熱に感染する危険のある地域に入国する前に、黄熱の予防接種が推奨されています。高齢者では副作用が起こりやすくなります。接種後の十分な観察期間がとれるようにしましょう。
また、黄熱ワクチンは生ワクチンなので接種後28日間は他の予防接種をすることができません。トラベルクリニックなどで予防接種の順番を相談したうえで黄熱ワクチンを接種することをお勧めします。
黄熱に感染する地域の多くは、同じく、蚊によって感染するマラリアやデング熱などの流行地でもあります。予防接種を受けても、蚊に刺されないように予防することが必要です。
長袖・長ズボンを着用しましょう。虫よけスプレーや防虫ローションなどをこまめに使用しましょう。
但し、海外では、国内で販売されているものに比べ、有効成分濃度の高い虫よけ製品が販売されています。肌に刺激のないものをこまめに使用しましょう。
【感染が疑われたときは!】
通常3〜6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐をおこします。一部はそのまま回復します。重症化するといくつもの臓器からの出血や黄疸をおこします。
致死率の高い病気です。特別な治療法はなく、症状を軽くするための対症療法が行われます。早期治療で体力を保つことが重要です。
発熱などの症状がでた場合、速やかに医療機関を受診してください。海外で症状がでたときのために、渡航先の医療事情を確認しておきましょう。
外務省在外公館医務官情報 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
160件をまとめました。
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